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Zero Trustで社内アプリケーションへ接続する方法
Netskope Private AccessとCloudflare Zero Trustを例に、社内アプリケーションへのアクセスを設計するための確認事項を整理します。
公開日
更新日
執筆:KS2編集部
- Zero Trust
- Netskope Private Access
- Cloudflare Zero Trust
この記事で確認すること
- 01
接続を許可する利用者、端末、アプリケーションを決める
- 02
ID管理、端末状態、ネットワーク接続の関係を確認する
- 03
接続障害と例外時の問い合わせ先を用意する
- 1
対象アプリケーションを定める
- 2
アクセス条件を設計する
- 3
接続と通知を運用する
Zero Trustの導入では、VPNを別の製品へ置き換えることだけを目的にしません。 誰が、どの端末から、どの社内アプリケーションへ接続できるかを、業務ごとに設計します。
二つの選択肢の位置付け
| ツール | 主な位置付け | 導入前に確認すること |
|---|---|---|
| Netskope Private Access | クライアントとPublisherを用いて、ポリシーに基づくプライベートアプリケーションへのアクセスを提供する選択肢 | IDプロバイダー、Clientの配布、Publisherの配置、アプリケーション定義、利用者サポート |
| Cloudflare Zero Trust | クライアントやコネクターを通じて、プライベートネットワークやアプリケーションへ接続する選択肢 | 接続方式、ネットワーク経路、IDと端末状態によるポリシー、名前解決、例外対応 |
どちらの選択肢でも、アクセス対象をネットワーク全体ではなく、アプリケーションや利用者の条件で扱えます。 ただし、実際に利用できる接続方式、端末の要件、連携できるID基盤は契約内容と構成によって確認が必要です。
Netskope Private AccessとCloudflare Zero Trustを比較する
| 観点 | Netskope Private Access | Cloudflare Zero Trust |
|---|---|---|
| 強み | Private AccessのClientとPublisherを用いて、プライベートアプリケーションへの接続をポリシーで制御できる | コネクターやClientを通じて、プライベートネットワークとアプリケーションへの経路を構成できる |
| 注意点 | Clientの配布、Publisherの配置、アプリケーション定義、ポリシーの運用が必要になる | 接続方式、経路、名前解決、IDと端末状態を使うポリシーを設計する必要がある |
| 向く状況 | Netskopeのクライアントやセキュリティ基盤をすでに運用し、プライベートアプリケーションへの接続を統合したい場合 | Cloudflareのネットワークやアプリケーション接続の構成と合わせ、アクセス経路を整えたい場合 |
製品名だけで選ぶのではなく、IDプロバイダー、端末管理、接続先のネットワーク、利用者への配布方法を並べて比較します。 既存の運用基盤と担当者の経験に接続できるほうが、導入後の例外対応を続けやすくなります。
導入前に確認すること
- 公開する社内アプリケーションと利用者の一覧
- 端末が管理下にあることをアクセス条件にするか
- Clientやコネクターを更新、監視、復旧する担当
- 接続できないときの連絡先と暫定対応
まずは対象を限定して接続、認証、障害時の連絡を試します。 利用部門の業務が止まらないことを確認してから、対象アプリケーションを広げます。